| 抗がん剤治療
外泊を終え病院へ戻った翌日、検査結果が出たと主治医より連絡がありました。
本来なら家族と一緒に説明を受けるのでしょうが、たまたま主人の仕事が忙しく、病院へ足を運ぶ事が出来ませんでした。
まあ本人さえ判ってればいいやと思い、即説明を聞く事になりました。
MRIの結果、組織の状態については、初診に受けたお話しとそれ程変わりはありませんでした。 ただ、今後の治療について、どのような抗がん剤を使用して治療していくか、副作用はどういったものがあるのか説明をうけました。
子宮けい癌の治療には「BOMP」と言う治療を行います。
BOMPとは
| 薬剤 |
副作用 |
| ブレオマイシン |
骨骨髄抑制・悪心・嘔吐・末梢神経障害 |
| ビンクリスチン |
骨髄抑制・知覚異常・肺線維症 |
| マイトマイシン |
消化器症状・骨髄抑制・脱毛・腎障害 |
| シプラスチン |
骨髄抑制・悪心・嘔吐・腎障害・聴力障害 |
投与方法
CV(中心静脈カテーテル)
この方法は、鎖骨付近にある静脈に針を挿し点滴をする方法です。
BOMPの場合、抗がん剤投与が5日間、その後2日ほど生食水を入れるため
この方法が取られます。
鎖骨付近には肺、動脈などが接近しているため、
まれに肺や動脈に針が刺さる事があるそうです。
以上のような話しを聞き、納得した上で翌日より抗がん剤治療を始めることになりました。

1クール
朝からCVを入れるため処置室いきました。ベッドに横たわり青い布をかぶせられているのでどうなっているのかよく判りませんが、麻酔をしてもらっているにもかかわらず痛い。
なんとか無事点滴が入ったあと、確認のためレントゲンをとりました。
OKが出たのでいよいよ薬剤投与。
1日〜3日目までは ブレオマイシン この間特に変化なし。
4日目 4種類の薬をいれるため、ナースステーション隣にあるリカバリー室へ
朝から食事はストップ
毎時間の尿の量を測るため尿道カテーテルを挿入
午後(時間不明)すべての薬剤投与終了
午後6時ごろ 吐き気止め(カイトリル)を服用
午後7時すぎ 嘔吐 その後も ムカムカが続く
午後8時ごろ 民剤(リスミン)服用 すぐに眠りに付く
5日目 ブレオマイシンのみ投与
朝から嘔吐 ムカムカが続く カイトリル服用
食事は再開したが、まったく食べられず。
この後も2日ほど嘔吐は続き、ムカムカも4・5日続きました。
この間食べられたもの・・・・・ごはん
7日目 ようやく点滴が抜けました。
10日目 朝から採血をし、退院できるかどうかの結果待ち。
白血球が3000以上あったため無事退院。
こうして、2クール目まで12日間自由の身となりました。
2クール
自由の身の11日間はあっという間にすぎてしまった。
仕事の引き継ぎ、友達と食事、子供たちと買い物などなど
やることはいっぱいあった。
まだ1度しか薬を投与していなかったので、今から考えると
一番元気な時期だったと思う。
入院の前日、またしばらくのんびりお風呂も入れないなぁと思い、隅々まで念入りに洗ったのだが、シャンプーをして洗剤を流していると、手ぐしで髪を撫でる度指の間に髪の毛の束が絡みついた。まるで恐怖映画のワンシーンのように。何度撫でても絡み付いてくる。副作用で髪の毛が抜けることは承知していたが、やはりショックだった。
まだこの段階では見た目にはわからないようなのでちょっとホッする。
翌日、入院手続きをするため8時に家を出た。
病院の入口で渋滞していたので、本来なら9時半には入らないといけないのだが、
病棟に行ったのは10時を回った頃だった。
急いでパジャマに着替え、病人に変身し処置室へ行き、前回同様まずは動脈採血。
親指の下の手首辺りから採血するのだが、グググって感じで針を刺すので無茶苦茶痛い。
採血が終わるとすぐに担当Dr.が検査室へ持って行き結果がOKならまたまた中心カテーテルの挿入になる。
3クール
3回目の治療の日は私の誕生日。
なんと悲しい事だろう。こんな形で○○才の誕生日を迎えるとは・・・
またしても動脈採血から。
これが今回は左右の手首から上手く採血できず、足の付け根からの採血となる。(手首に5回も針を刺された。)
その後のカテーテルも上手く入らず(5・6回は針を刺された)午前は取りやめ、午後からやり直しとなった。
なんて悲しい誕生日プレゼントなんだぁ。
ようやく午後から薬を投与される。
今回は最後の薬を投与後、吐き気止めの点滴を多めに入れてもらったので、翌日の吐き気はまったく無かった。食事もしっかり取れたのだが・・・
結局翌々日、ひどい吐き気に悩まされた。ヘモグロビンの数値がちょっと低いため増血剤を飲み続けていたせいもあるのだが、その後吐き気は1週間以上続いた。
治療後の採血で、白血球や血小板、ヘモグロビンの数値などを見ていくのだか、他に腫瘍マーカーの数値も重要になる。
最初入院した時15だったものが、治療2回目の効果が出てきた今回1となる。嬉しい限りだ。
今回の入院中に手術のための検査や準備に忙しかった。
最初の入院前に1度検査は行っていたのだが、時間が経っているため、心電図・呼吸器の検査・レントゲンを再度行う。
そして、輸血のため1回目の自己採血(400CC)をした。沢山の採血をすると貧血を起こす可能性があるため、この時初めて車椅子と言うのもに乗った。
また、手術に必要な物の一覧をもらい、売店で以下の物を購入。
○楽のみ○腹帯(5枚)○T字帯(5枚)○クリーンコットン
○弾性ストッキング○夜用ナプキン
タオル・バスタオル・ビニール袋は次回の入院の時自宅から持ってくることにした。そしてそれぞれに名前を書いておくよう言われる(小学生みたいじゃ)。

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